萩・津和野

平成14年7月8日ー11日
目的  恒例年に一度の世帯主主催旅行
    実は
格安航空券の旅
宿泊地 萩・津和野・湯田温泉

今日の行程 萩本陣ー松陰神社ー伊藤博文邸ーマリア峠ー稲成神社ー津和野ホテル 2日目

 5時に一度目が覚めるが、また寝る。6時半に起きるがだるい。昨夜飲んですぐに寝たからか。朝から入れる新徳の湯に行く。夫を誘うと行かないというので、一人で行く。ここは掛け流し。沈殿物が多い。全面ガラスでなかなか開放的。掛け流しは何故か出た後が、気持ちいい。夫にいうと、そそくさと入りに行った。

 8時40分にチェックアウト。松陰神社。松下村塾、松陰の家を見ている内に、雨が降って来た。突然の土砂ぶり。車の中で待機。20分ぐらいで止んだので、伊藤博文の旧邸と、別邸に行く。広い部屋だ。大の字になって寝てみる。天井が高くて気もいい。帰り道、また降って来た。10時過ぎたので、昨日食べられなっかた、うに飯を食べに行った。つぼ半。ブランチになる。これが素泊りのよさ。
 客は他にいない。しかし、店に犬が2匹もいる。何だかなぁ。食べ物屋の店に飼い犬がいていいんだろうか。ちょっと、納得が行かない。
 しかし、うに釜飯はなかなか。セットと単品。セットには、たれくちいわしの刺身と夏みかんのジュースが付いて居る。たれくちいわしは今が旬らしい。これに名産の夏みかんをしぼって食べる。これで萩で思い残すことなし。
 この100%果汁の夏みかんジュースを飲んだ夫はずいぶん長い間胸焼けがすると言っていた。美味しかったのに、酸が強かったのかしらね。

 津和野に向かう。70キロくらいか。2箇所の道の駅に寄って、13時25分津和野入り。道の駅では源氏巻の試食。試食だけでいいや、全部は食べきれないと買うのを止めてしまった。あれで200円ならば、安いよね。
 雨が降って来た。行きたい所は、どこだろう。乙女峠のマリアか。途中まで車で行ける。川の水がきれいだ。蝉時雨が凄い。梅雨は明けたのかなぁ。
 後はどこへいく?やっぱりあの赤い鳥居のあの景色だ。あれを見たいのだ。国道9号線から見えるか。夫にわがままを言って、国道9号線を走ってもらう。さびれてしまったドライブインから見えました。ありました。あれです。この景色です。鳥居のトンネルが向うの山に見える。9号線にある目印の大鳥居は本当に大きい。突然現れたときには度肝をぬく。

 対岸の稲成神社へいく。緑の中に大鳥居がはえている。凄い景色、絶景。誰が谷戸を挟んだ対岸に鳥居を作ろうと考えたのだろうか。ここではご丁寧なご朱印を頂く。
 ここからは眼下に線路が見える。飛行機とレンタカーの旅なのに何故か時刻表持っている夫は後少しで電車が来るという。雨がひどくなって来たのに外でカメラを構えていた。

 津和野温泉ホテルにチェックイン。車を置くのに、いろいろやっていたら、中から人が出て来た。荷物を持って中に案内してくれる。そういえば、昨日はなにもしてくれなかっかた。ウエルカムドリンクが、お抹茶。お菓子は源氏巻。夫は飲んだ事が無いと言うので、説明をした。お抹茶で迎えられたのは初めて。
 部屋には仲居さんが荷物を持って案内してくれる。部屋のテレビもつけて放送局まで教えてくれるのである。親切だ。でも、チップを出す主義じゃ無いのでごめんなさい。部屋の電気がつかないと、どこかへ連絡をしていたが、やって来たのはフロントの男性。私たちは外出。

 外は霧雨。さっきまでは観光客があんなに歩いていたのに、もう誰も居ない。観光バスが出て行けば静になってしまう。殿町通りの川の鯉は大きくて、仕切られた場所で所狭しと右往左往している。萩の鯉の方が自然で、よそのお宅の池にもおじゃま出来るので楽しそうだ。
 民俗資料館へ行く。旧藩校のひと部屋に、農機具から、武家 用具まで展示して有るのだが、なんとも期待はずれ。もう少し整理、管理してあればいいのに。
 夕食と考えていた店がなんと休み。さてどうするものか。地の物をその地で食べる。が私の旅の基本。津和野に入ってから目に入った「うずめめし」これは一体何なのか。私が持っているガイドブックには載っていない郷土料理。これを食べる事とする。二人で同じ物を食べるのもなんんで、協議の結果私は津和野定食。
 うずめめしは人参、ゴボウなどの煮込んだ野菜を細かく切って丼にいれ、その上にご飯をよそい、出汁が掛けて有る。見ためには、白いご飯のお茶づけ。具が埋めてあるので、うずめめし。さつま汁にしても、汁かけ飯にしても、郷土料理と言うのは、気軽に簡単に食べられて、栄養価が高い昼ご飯なんですね。良く考えてる。ビールを一本飲んだ赤い顔でスーパーにまだビールと野菜ジュースを買って、ホテルに。
 ホテルは線路からは近い。予約をするときに線路側の部屋をお願いしたという。確かに線路に一番近い部屋であるが、なんと線路側には向いて居ないのである。音は聞こえるが姿はなしである。夫がっかり。
5階展望風呂はまさに展望。近隣が離れているからいいものの丸見えだわね。昼間行ったドライブインが良く見える。もしかして、ここは元男性用かな。と帰りに見たら案内板には殿方と書いた文字が消されていた。
 今日は食べ物の写真ばかりだなぁ。伊藤博文の別邸は広くて、天井が高くて気持ちよかった。こんな家に住んでいた人がいる。それを東京から萩まで運んで移築した。凄いですね。あまりに部屋が大きいので、誰もいないことをいいこと部屋の真ん中で大の字になって見た。気持ちよかった。

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