平成14年1月3日

 浅草に引き続き、谷中の七福神巡り。今日も天気がいい。七福神巡りにはもってこい。風が少し強いが、そんなに寒さは感じない。
 上野駅で降りると、ウォーキング姿の人人人。そう、今日はウォーキング協会の谷中七福神ウォークなんです。吸い込まれるように動物園前に行ってみると、予想以上の人。あの方々が始動する前に進まなければ。と思ったのですが、不忍池はどこだ。どっちだ。と、気持ちが焦る。ようやく不忍池の看板見つけ!
 谷中の町は歩いていると、なぜかホッとする。忘れていた何かを感じる町でした。

コース  到着時間

弁財天(不忍池弁天堂)9:17 大黒天(護国院)9:31 寿老人(長安寺)9:49
毘沙門天(天王寺)9:59 富士見坂 布袋尊(修性院)10:21  恵比寿(青雲寺)10:27 
福禄寿(東覚寺)10:44

標準時間(分)
上野駅(3)不忍池弁天堂 (20分)護国院(17)長安寺(6)天王寺(8)富士見坂(3)
修性院(3) 青雲寺(16)東覚寺(7)田端駅

旅のお供は万歩計 20996


谷中七福神巡りNO1

 そうか、ここだったのか、弁財天。不忍池は凍っている。キラキラして、身の引き締まる思い。氷を見たら寒くなってきた。
 まだ人はまばら。10時を過ぎると混んでくるとのお話。
 鰐口を思いっきりたたいてしまったら、すごい音が出てびっくり。あとで見たら強くたたかないでくださいと書いた有りました。ごめんなさい。
 お参りしてから、御朱印をいただくのですが、私の前のおじさんが、手作りの福絵を持ってきていて、それが色合いもなかなかよく、きれいなのですが、何しろ4枚持っているので、書く方も大変みたいです。七福神でいただく福絵は文字は書いてあって、朱印を押すだけですが、この場合は、4冊の朱印帳ですね。おじさんは毎年、正月には七福神巡りをしていて、あと4年は来ます。と言っていました。父親の代から回ってまして、と言われていましたが、あの福絵はどうするのだろう。と素朴な疑問。
 動物園、モノレールの下を通り、交番の所を右に曲がって、学校のところで右に曲がると、大黒天。大きな提灯。御朱印はお堂の中に入る。きっきのおじさんがいました。ここは3人体制なので、待たされることなく、私の御朱印もしていただけた。
ここで、ウォーキング協会の人が、福絵を38枚持って、お参りに来ました。どこでも団体で回るときは個々には対応をせず、このようにまとめて、朱印を受けるようになっているみたいでした。
 ここらにはお寺が点在。こんなにお寺が有るとは思ってはいなかった。谷中と言うところは古い家と新しい家が、仲良くたっている。戦災に遭ったところと遭わなかったところ。昔ながらのいい雰囲気の家々。寒そうだけど、心癒される家だなぁ。と思って歩いていると、突然黄色い旗、旗、旗。マンション建設の反対の旗。振り返ると確かに建設中のマンションがある。あれがそうなのか。でかそうだ。
 長安寺には、七福神の旗もなくそろそろかなと思っていないと、通り過ぎてしまいそうな、ごく普通のお寺の入口。寿老人のお姿はなんかしっとりしている。ここでも、お堂の中に御朱印所がもうけられている。日当たりのいいお堂。御朱印をいただきながら、谷中のお話を伺う。そして、1人で回るのは偉いですね。と言われてしまう。1人の方が気が楽で、好きに歩けますから。と。それはまだまだお若い印よ。と言われてしまう。

 毘沙門天に行くところで、あのおじさんとすれ違う。おじさんは自転車でした。先に毘沙門天に行かれたようです。毘沙門天は谷中の墓地の中を歩いていくのですが、これが日暮里駅から見えるお墓か。長谷川一夫のお墓が有ると書いてありましたが、見つけられず。ここでは、福絵を持っている人とすれ違う。天気もいいので、いい散歩。
 ここの経納所もお正月バージョンなのか、休憩所に作られていました。焼失した五重の写真。すごい立派なもの。ほとんどのお参りの方が福絵なので、人がいても、並んで待つことなく、御朱印がいただける。休憩所の中にトイレあり。

谷中七福神NO1  谷中七福神NO2