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achaな日々


147 非常ベル
  2004年02月24日 (火)

  居間から玄関の方に行くと、かすかに非常ベルの音が聞こえたので、ドアの外に出てみたら隣のマンションから聞こえてる様でした。しばらく様子を見ていたけど、なんの変化も起きなかったのでそのままお風呂に入ったのです。洗面所に入ればもう聞こえません。そんなに広い家じゃないけど、ベランダ側と玄関側での音は別世界。
 台所にいると、ベランダ側の音は換気扇から聞こえて来るのだが、玄関側のは聞こえない。

 そして、2,3日後にマンションの掲示板に火災報知器点検結果。という報告書が張り出されてありました。
 あの日のベルは我がマンションだったのです。結果的には何かの誤動作の様ですが、11階で鳴ったベルの音は反射して隣のマンション方から聞こえていたのです。
 もし、本当に火事だったらどうなるんだろう。たまたま行ったから聞こえたわけで、居間から動かなければあの音を聞いていなかったのです。ましてや、一人の時でお風呂に入っていれば逃げ遅れる事も考えられる。

 それとも、本当に火事だったら全体の非常ベルが鳴るのだろうか。今日の昼間はどこかのマンションの音がベランダから聞こえてきた。オオカミ少年じゃないけど、何回も続けば恐怖感も無くなってしまう。
 なって見なければわからないということか。

今日の夕食
五分搗き米みそ汁{豆腐、なめこ、ネギ}。
鯵の塩焼きサラダ{ブロッコリー、大根、キャベツ、ルッコラ(ハーブソルト、マスタード、お酢、マヨネーズ)}。昆布の佃煮
 今日届いたのは春キャベツだった。畑にも春がやって来たのだ。


146 春はダイエットの季節
  2004年02月23日 (月)

  立春も過ぎて、ここ数日嘘みたいに暖かいですね。寒の戻りはいつ来るのかな。三寒四温と言うから、明日からは寒いのか。

 春はダイエットの季節です。コートを脱いで薄着になるから痩せましょう。じゃないんですね。秋から冬にかけて蓄えてきた脂肪は流れていく季節なのです。
 
 寒いときは代謝も悪いし、寒さに備えて脂肪を蓄えていたのが、暖かくなると不要になるので排出するという。だから、冬にいくら痩せようと努力しても、徒労に終わるそうです。人間の身体も自然の流れに沿っているのです。これは自分にも言い聞かせております。

 旬のものを食べましょう。早春のものはなぜか灰汁が強いのもが多いですね。春は肝臓の季節です。冬場の貯まった毒を出すためにも肝臓にいいお酢のものを食べましょう。

 お酢って宣伝じゃないけど、分かっているけどなかなか摂れない。何にしたらいいのか。お酢が苦手。いろいろ有りますね。確かに最近はお酢が苦手の人も多いようですね。肝臓が悪い人はお酢が嫌いな場合も多いそうです。お酒をよく飲む人は春は酢です。

 痩せようと意識するには、フライパン料理より鍋料理の数を多くして、ごま、海藻は毎食たべる。ご飯とおかずは5:5 おかずは魚肉卵1、豆1、野菜海藻3の割合。これが基本です。魚肉卵で1というのは凄く少ないですよ。他の本でも一日に80グラムと書いてあります。

 ご飯は全体の半分なんです。ご飯は沢山食べた方がいいんです。間違ってもご飯が全体の2なんて事にはならないでくださいね。ご飯を食べると太るなんて、誤解もいいところです。おかずが多いからご飯の量が増え体重が増えるのです。
 ご飯の量を多くすると、便通も良くなるはずです。

 さて、今日の私はドレッシングにらっきょうを入れてみました。刻んだらっきょう。これがなかなかいいんです。らっきょうが嫌いでも大丈夫かな。お酢は多めにしました。醤油ベースのドレッシングにしましたが、辛しマヨネーズに、軽く炒って砕いたくるみを軽く炒ってまぜるのもお勧めです。
 でも、なぜかフライパン料理

今日の夕食
5分搗き米、黒米入りみそ汁{豆腐、ネギ}。
炒め物{ジャガイモ、タマネギ、青梗菜、青梗菜(塩、醤油)}。
タマネギ納豆{納豆、タマネギ、しらす}。ワカメのサラダ{ワカメ、リーフレタス(醤油、オリーブ油、塩、らっきょう)}。

145 今日は引っ越し記念日
  2004年02月22日 (日)

  今日2月22日はわが家の引っ越し記念日。あの日は寒かった。引っ越しの準備をしていた1週間も寒かった。
 ここの掃除をしたり、カーテンを付けに来たときは暖房というものがまったく無くて、芯から冷えたのでした。寒かった、さむかった。マンションと言うのがこんなに寒いとは。と思ったのでした。
 夕方になってあまりの寒さに、近くのスーパーに暖まりにいったくらい寒かった。翌日には小さい電気ストーブを電車で運んで来たのでした。

 そして、引っ越しの朝も寒かった。のに、今日の暖かさはなんて事。夜になって春の嵐のような風。いま、暖房もなにもないわが家は20度。

 引っ越しの時はマンションがこんなに寒いなんてと思ったことが嘘のように、暖房がいらない冬です。
温暖化が進んだのと、日がたってマンションが暖まったのですね。上下の家でも暖房を使うからサンドイッチになったわが家は暖かいのね。

 あんなに広く感じたリビングも今はものの山。ああ、どうにかしないと、どんどん狭くなってしまう。あーあ。

144 暖かすぎる
  2004年02月21日 (土)

  今日は月一ボウルの日。前は月に何度も投げに行ったのにここ数年は本当に月一。これでは上達するはずもない。
 ボウリングをやると内腿が痛い。ここはリンパの流れの関係もあり、確かこの筋肉を使うと代謝が良くなりダイエットにも有効と、どこかで読んだことがあった。
 月に一度3ゲーム投げるより週に一度1ゲーム投げた方がいいのかな。と最近真剣に思う。

 それにしても今日は暖かだった。出かけるときも陽射しが春爛漫って感じ。花見に行く感じ、ランドマークも春霞に霞んでいる。2月に春霞とは、暖かすぎる。厚いコートなんて不要。
 こんなに暖かいのに電車の中もボーリング場にも暖房が入っている。なんで〜。Tシャツ一枚で投げても暑い。みんな汗をかいて投げている。しばらくしてやっと涼しい風が降ってきた。
 外に出てもコートはいらず。

 平成の初めの頃までは今頃は寒さのどん底。って感じで2月の半ばから3月の頭には絶対に一度は大雪が降っていた。それが、去年も一昨年も積もる雪はほとんど無し。そういえば今年の雪なんて地面に色も付かなかった。いくら海が近いと言っても、こんな冬が有っていいのだろうか。
 コブシも咲き始め、沈丁花の香りも漂い始めている。2週間は季節が早いようだ。年々早くなって冬は無くなってしまうのだろうか。
 大阪で16度、福岡で20度、沖縄で22度と掲示されていた。今日は2月21日。3月21日ではない。

 今日のボーリング場は全面禁煙だった。ついにこんなところも禁煙なんですね。でも、スポーツとたばこは合わないと思っていた。これで健全なスポーツになった。

今日の夕食
珍しく二人で外食。
さつまあげ。板わさ。シュウマイ。鮪どんぶり。もりそば


143 禁煙場所が増えてきた
  2004年02月20日 (金)

  去年の5月の健康増進法施行以来、たばこの吸えない場所がずいぶんと増えたみたいです。愛煙家に取ってはどんどん住みにくい世の中になっていくよう。

 ついこの前まで、分煙だった喫茶店が全面禁煙になっていた。スタバの影響は凄い。喫茶店が禁煙なんて考えたことがなかった。数年たつと、他の喫茶店にも禁煙席が出て来たし、入口で禁煙席有りますか。と聞く人も増えていた。でも、吸わない方からすれば、分煙だって煙いのだ、臭うのだ。最近では柔軟剤で臭いを消すものあるとCMしているが、なんか違うよなぁ、と思う。

 一服したくて入った喫茶店が禁煙だったときには、「それではと」出て行きたくなるだろう。喫茶店と言えば、たばこが当たり前、喫煙の「きつ」何ですからね。こんな世の中が来るとは誰が思っていたことか。
 何処でも彼処でも堂々と煙を吐き出し、男ならたばこを吸うのは当たり前という時代はついこの前までだった。
 電車の中でも会社の事務所でも会議室でも煙が当たり前だったのですよね。会議中にたばこを吸う会社はなんか時代遅れ、って感じさえもする。今は、お昼時は禁煙タイムのレストランも有るし。吸わない人に取ってはしめしめで、吸う人にとっては参ったなぁ。って感じでしょうか。

 室内での禁煙化は進んでいますが、人混みの中の煙も煙いものです。歩行禁煙と言いながらも消えない。それでもドイツ、チェコと比べたら、雲泥の差。あちらの歩行喫煙は凄いものだった。気になったのは若者の方が多いと言うこと。日本も若い女性の歩行喫煙が増えてきた。

 健康のために止めるのは中年男性。おばちゃんや若者はどんどん増えている。禁煙場所で吸わないのは成年者で、禁煙場所で吸うのは未成年者か。もともと未成年と言うことで禁煙のはずだが。未成年者が堂々と喫煙場所の煙が吸い込まれる灰皿のところで吸うのもおかしなものだが。
 
 全面禁煙のパチンコ屋は有るのだろうか

今日の夕食
五分搗き米みそ汁{長芋、ネギ、セリ}。
芽わかめ{芽わかめ(醤油、鰹節)}。サラダ{リーフレタス、大根、にんじん(辛子、醤油、マヨネーズ)}。しらす納豆{納豆、しらす、ネギ}。

142 珈琲の木の豆が楽天で
  2004年02月18日 (水)

  2002年12月6日の言いたい放題で、かつての同僚が珈琲豆の自家製焙煎の店を始めたと書きました。
珈琲の入れ方も書きました。
 あの入れ方で豆がふくらむと、いい感じ、いい感じ。といいながら入れてます。体調や気分に寄っても珈琲の味がこんなにも違う。ということも新発見でした。

 自家製焙煎の店はこの1年でずいぶんと増えました。それぞれの店がこだわりを持って焙煎をしているようですが、焙煎の機械もいろいろなんです。
 ガスコンロの上で200グラムの豆を焙煎するもの。電気で焙煎するもの。どうも気になって自家製焙煎の看板を見つけると見入ってしまう。他のところも買ってみようと買うのですが、口が「珈琲の木」の味に慣れてしまっているのか、豆のふくらみも違うし、どうもいまいち。

 そんな事をマスターに話すと「珈琲豆は自分の口に合うところのを買うのが一番だよ」という。その胸の奥には俺は焙煎にこだわっているぞ。と言っているように見えた。そのこだわりと我が口が合うのが一番。
 焙煎の仕方や袋詰めにもこだわりを持っているここの豆を使うようになってからは、どうも他で豆を買う気にはなれなくなった。
 
 パソコンと戦って、店のHPも作って通信販売も始めたようですが、それとは別に今日から楽天市場でここの豆が売られるようになったのです。
 三浦半島まるかじりクック&ダインと言う店で、この通販用にオリジナルブレンドを苦労して作ったようです。
 今月は限定50セット。今は何セット売れたのが、他人事ながら心配な私です。
ご興味のある方はどうぞ覗いて見てください。ここをクリックしてね。飛びます

今日の夕食
醤油ラーメン餃子{挽肉、キャベツ、ネギ(酒、塩、胡椒、コチジャン)}。
浸し豆{豆、醤油、鰹節}。
 突然ラーメンが食べたくなった私。ラーメンと来れば餃子と帰り時間が遅くなったのに作ってしまった。たまのラーメンは美味しい。餃子に時間が掛かったのでいつものように野菜の具を作れなかったのが残念。でも、素ラーメンもまた美味し。

141 今年も味噌仕込んだよ。
  2004年02月17日 (火)

  疲れました。去年は大豆1キロで作り、ほとんどを人にプレゼントしてしまって、自宅で消費したのはほんの少し。手前味噌はやっぱり一番。一度作ると病みつきになるみたいだ。と今年も作るのであった。
 去年はカビに襲われて秋風が吹く前に食べ出したので熟成が短かったから、みそ汁より野菜に付けて食べた方が極旨だった。

 今年は大豆1.6キロに挑戦。一度には出来ないので2度に分けて仕込む事にしたのだが、第一弾をやった翌日になんと仕事中に指を切りました。右手と左人差し指が差し違えました。
 これが結構傷は深くて。他人がやれば刃傷沙汰で事件ものか。左手が右手を訴えるって訳にもいかず。ってオーバーだわね。でも、カット判一枚ではだめだったから、ひどいよね。黄色ブドウ球菌が怖いから、とりあえずは第二弾は延期したのでした。傷はふさがっても、痛いのよ。

 そして、二週間ほど過ぎましてやっと第二弾の味噌造り。味噌造りは難しくはないが、大豆を煮るのが大変。冷めるのを待つのが…
 一晩水に浸けた1キロの大豆を一度にゆでる鍋がないのである。田舎に有ったような大鍋。一度しか使わない鍋を置いておく場所が無いわが家である。
と言うわけで、何度にも分けて煮る。時間を掛けて煮る方がいいのはわかっているが、圧力鍋に頼るのである。
 灰汁を取ってから、圧力を3分、17分に自然冷却。1鍋30分はかかる。

 そして、少しさめてからフードプロセッサーに掛けるのだが、一度に沢山入れると回らない。ミンチ状にならなくてもいいと言うが、さすがに原型のままがゴロゴロはまずいよなぁ。とやり直す。

 これも何度にも分けて潰した。そして、十分に冷めるまで待って、塩切りした麹と混ぜる。塩切りとは、麹と塩をよーく混ぜておくのです。これが、1キロと400グラムの塩。そしてゆでて潰した大豆。1キロの大豆はどのくらいの重さになったのであろうか。できあがりが4キロと言うから、2キロ以上にはなった訳だ。

 また、これらを混ぜるボールがない。幸いにもパン作りで30センチのボールを2つ使っているので、これを使う。
 それでも、ゆでる前の大豆を鍋に移したりと、塩切り麹と潰した大豆置き場を作るのである。潰した大豆がしぶとく冷めない。待つと長いと言うが本当に長い。
 気短な私は、去年はここで待ち切れづに麹を混ぜてしまったので、カビがいち早く生えたのではないのかと思っている。

 混ぜるにも、30センチのボールではだめなので、二つに分けて混ぜたのです。堅さを大豆のゆで汁で調整。400ccは入れる。耳たぶというか、ハンバーグというか。そんな堅さにする。

 混ぜたら、味噌玉にする。自分の手の大きさに合わせたこぶし大にする。おにぎりの感じかな。
熱湯殺菌して、焼酎に浸したふきんで周りを拭いた容器に味噌玉を投げ入れる。思いっきりたたきつける。一段が平らになったら、手の甲でもっと平らにして、二段目を投げ込む。今日は常滑の瓶なのでいい当たりをすると音がいい。今年は少し堅すぎたかな。

 詰め終わったら、薄く塩を張り、ラップをぴったりと敷く。周りを塩で固める。去年のカビはここでもぴったりと固めなかったのも敗因かな。2キロの重りをビニールに入れて置く。ここまでで4時間経過。

 半年は熟成させる。タッパーで作る場合は重しはせずに3ヶ月後に天地する。逆さまにして5時間ほど置く。これで下に貯まったうまみ成分が上がってくる。重しをした場合は、勝手に循環するという。

 作り方に寄っては1ヶ月に一度かき回す。などと有るけど、出来るまでは空気にあまり触れない方がいいように思う。
 カビは心配なので暖かくなってきたら、覗いてみるけど。カビを発見したらすぐに退治。
発酵食品は熟成に時間が掛かる、大切に育てて食べる。植物のありがたさを感じるということでしょうか。

 今年こそは、しっかり熟成させて秋風が吹く頃に食べたいものだ。去年は立秋にはなっていたけど、秋にはまだ遠かった。

 やっぱり4時間は疲れた。

今日の夕食
五分搗き米五穀米入りみそ汁{ジャガイモ、わかめ、麩}。
冬野菜の煮込み{大根、ゴボウ、にんじん、蓮根、里芋、椎茸、昆布(酒、みりん、醤油)}。ほうれん草のお浸し自家製ふりかけ酒肴味噌
酒肴味噌これがつい最近存在を教えてもらったのだが、美味しい。野菜でも、熱いご飯でも。

140 悲しいかな
  2004年02月13日 (金)

  オレオレ詐欺や私私詐欺。募金詐欺。とにかく世の中人をだまして手軽にお銭を手に入れようといる輩が多すぎるのだ。

 突然チャイムが2度鳴った。それは玄関前に誰か来たと言うこと。マンションの入り口ならばチャイムは一度。
 「はい」「○○と言いますが、玄関口までお願いします」という。そんな名前の人は知らない。誰かがマンションのオートロックを解除したか、誰かと一緒に入ってきたのであろう。なんか怪しい雰囲気。用件もいわずに玄関口までお願いします。ってどういう事。

 「どのようなご用件ですか。」と聞くと「ボリビアに学校を建てるために募金活動をしています」という後ろから片言の日本語で「ぼくはナントカカントカというものです、ボリビアから来ました」という。

 テレビでやっている、オレオレ詐欺でも、そばに第三者がいる様にしたり、警察を名乗ったりして、真実風に装うという。まるでそんな感じ。
 「ちょっと今手が離せないので」と逃げてもインターホンの向こうではかまわず話している。もう一度、手が離せない。と言うと「またお願いします」と切った。

 少しして、数軒先から声が聞こえてきたので、ドアミラーから覗いてみると、チャイムだけで出てくる家もあれば、インターホンだけで話す家もある。

 男女ペアでやって来たこの人たちは何だったのだろうか。本当にボリビアに学校を建てるための寄付集めならば、チラシの一枚でもポストに入れておけばいいのに、それさえもない。

 面談すれば、顔がばれるから詐欺じゃない、と思ったが、やっぱり怪しいと思うのである。本当に今、困っているボリビアに学校を建てるために奮闘している人たちならば、誠に申し訳ないと思うのだが、世の中にはとにかく、どうにかして人からお金を取れるか。って考えている人が多すぎるんだね。本当に苦労している人が、大変。なんか悲しいなぁ。

今日の夕食
玄米五穀米入りご飯みそ汁{ジャガイモ、インゲン}。
大根と豚肉の煮物{大根、豚バラ肉、大根の葉(出汁、酒、みりん、醤油)}。菜の花の辛子マヨネーズ和え{菜の花、大根(マヨネーズ、練り辛子、塩、鰹節)}。白菜の漬け物


139 アチャー!
  2004年02月12日 (木)

  電車で30分ほどで行ける病院に友達が入院した。腹膜透析をするための手術をしたのでした。
先週の木曜日に手術をしたので、そろそろ大丈夫かな。と今日はお見舞いに行ったのです。
 初めていく病院で勝手が分からないなりに、親切な案内所で教えてもらい、病棟について面会帳に記入して病室を教えてもらい病室に入ったのです。

 ベッドはもぬけの殻。あら、トイレかな、と廊下に出てみると先ほど病室を教えてくれた人が、親切に「○○さんいませんか?あら、どこに行ったのかしら。」とセンターで所在票を見てもらうと。美容室と記入されていた。でも、それは午前中の事。「デイルームかもしれないわ」と言い、場所を説明してくれたので行ったみた。でもいない。

 再び病室に帰って、隣の人に所在を聞くが、先ほど透析から帰ってきたばかりなので分からないという。
 まぁ、外に行くわけも無いから待とうかな。と思ったのだが、どうも様子が気になる。スリッパが有る。布団がきちんとたたんである、シーツにしわがない。院内で羽織っているようなものがたたんで置いてある。
 入院していてスリッパが有るのに本人がいないって、どういう事。もう一足スリッパを持っているなんて聞いたことがない。外出?

 再び廊下に出ると、またまたさっきの人。「まだ帰ってきませんか」と。再びセンターで聞いてもらうと。何かのリストを広げながら「○○さんは…、あっ、今日は外泊です」アチャー。さっきからの人もアチャーの顔。「電話をすればよかったですね」「まさか、手術後1週間で外泊できるなんて考えてもいませんでしたよ」「それだけ経過がいいって事ですね」「それで、美容室かぁ」

 連絡をしなかった私でしたが、入院している本人に連絡をする訳にも行かないし、これがもう少したっていれば、迷いも有ったかもしれないが、まさか外泊するとは思ってもいなかった。昨日は祭日だし、お見舞いの人もいるだろうからと、今日にしたことが返ってあだになったのだ。
 すずちゃんも一緒にお見舞いに行ったのに、会わせることが出来なかったわ。お見舞いの本とメッセージを主のいないベッドに置いて来たのでした。

 初めて行った梅屋敷という町は、探検するには楽しかった。こんな事でもなければ降りない駅なので、商店街探索を楽しんできたのでした。でも、やっぱりどう考えてもアチャーな日。

今日の夕食
玄米五穀米入りご飯みそ汁{小松菜、豆腐、油揚げ、ネギ}。
鯖の塩焼き{鯖、大根おろし}。サラダ{大根、ツナ缶、リーフレタス、インゲン、長いも(マヨネーズ、練り辛子、お酢、塩)}。芽わかめ納豆{納豆、芽わかめ、タマネギ、シラス}。


138 友達の輪
  2004年02月10日 (火)

  研ぎ師です。と言うようになってまだ2ヶ月。とても胸を張って言えるような状態では無いのですが、手に職というのは一生が修行の場、だと痛感しています。
 
 今の私は自分なりに研ぎには自信があります。自信がなければ人様の包丁を研ぎお代がいただける訳がありません。
 しかし、それは今現在の自信であり、将来になれば、「なんだこんな研ぎをしていたのか」と、今より少し成長した自分が言うと思います。そうで有りたいと思っています。

 その小さい自信は周りの人たちの協力があったからこその結果です。独立する場合は、友人知人が100人はいないと成功しないと、何かのビジネス誌で読んだことがあります。

 この仕事を始めてから、いや修行に入ったときから、ありがたいと思ったことは、昔からの友達や知人、会社勤めの時に少しだけ関わり合いを持った人。そんな人たちが、私の腕を試すことなく、自分の刃物をわたしに託してくれたこと。開業したと知らせれば、何かと気に掛けてくれていること。本当に嬉しくありがたいです。

 研ぎの修行は研ぐものがなければ修行にはならない。家に有るものや、実家や兄弟のところの刃物だけではたかがしれている。
 修行を始めた頃に、中学の同級生や高校の同級生に、流しの下にしまい込んだ包丁でいいから砥がして。何でもいい。とにかく数をこなさないと腕が上がらないの。規定時間修行しても腕には付かないの。というと、快く承諾してくれたのだ。

 どんな包丁に研ぎ上がって来るかもしれぬのに、自宅の他にも会社の同僚や友人にも声をかけてくれ、集めてくれたのだ。
 私の要求は和包丁が欲しい、ハサミが欲しいと多岐にわたって行き、それを携帯メールに送り込むと「ハサミは難しいかも」と言いながらも集めてくれたのであった。ありがたい事でした。

 まだまだ、研ぎ師としては階段を一段上っただけ。ある意味「にわか研ぎ師」です。いろはのいの字を知っただけかもしれない。これからも日々修行を、日々体験をすることで腕が徐々に上がって行くのであろうと自分でも思っています。

 修行中は材料が集まらずに苦労していた人もいます。私には集めてくれる友達がいた、本当に感謝。こんなところが独立するには100人の友人知人がいなければ。と言うことにつながるのだろうか。しかし、私には100人いるのだろうか。後は友達の輪を広げるのだ。

 それでも、研ぎ上がった包丁を使ってもらうと、ほとんどの人が「こんなに切れるんだね、千切りが楽しいよ。タマネギを切っても涙が出ないよ。」などと言ってくれると本当に嬉しい。たまに、裁ちばさみのねじのしまりが悪いとか、もっといい切れ味にして欲しい。と言う事もあります。まだまだ修行が足りぬ私です。

 最初から、付き合ってくれた友人たちは、次回に研ぎの依頼をしてくれたときは、「あら、この前よりいい感じよ」と言ってくれることを願いながら、今日も砥石に向かうのです。日々修行をしなければ腕は下がる。

今日の夕食
玄米黒米入りご飯みそ汁{タマネギ、ジャガイモ、お麩}。湯豆腐{豆腐、セリ、小松菜、ネギ、鰹節、出汁}。温サラダ{ブロッコリー、キクラゲ、カブ、凍り豆腐、句子(マヨネーズ、辛子、クルミ、らっきょう)}。とんぶり納豆{納豆、とんぶり、鰹節}

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