5月1日のコース
中村-須崎-土佐市-桂浜-高知市
|
ついに天気予報が当たってしまう。雨だ。雨の中、鯉のぼりがうなだれている。鯉が全然動いていない。これだけの鯉のぼりは夜になったら仕舞ったり、雨だったら仕舞ったりしないのね。
足摺岬の予定だったけど、この雨ではどうするか。四国の地図やガイドブックを見ながら、いつの間にか時間が過ぎる。
|
9時過ぎると、空が少し明るくなってきたけど、足摺岬は次回のお楽しみになった。スタンプラリーしながら北上することに決定。 |
56号線を北上。相棒の趣味であるスタンプラリー。なんのスタンプかというと、郵便局で入金してその郵便局のゴム印を押してもらうのである。単に郵便局の名前だけの場合もあるしキャッチフレーズの場合や、何種類も持っている場合も有るそうで、何種類も有る場合は、100円の入金をゴム印の数だけするのである。まぁ、趣味だからとやかくは言わないし、沿道の郵便局探しは消極的ながら協力する。
入金をしている間は、本を読んでいたり、景色がいいところでは、外へも出てみる。しかし、さすがの郵便局である、どんなところにもあるのには感心してしまう。
|
雨の中、お遍路さんが歩いていく。何を求めて歩いているのだろうか。道路標識をみて驚いた、次のお寺まで50キロ。この距離を歩いていくのだろうか。ビニールの雨合羽を着て風に吹かれながら歩いている。リックを背負う人、カートを引っ張る人、銀マットを持っている人は野宿をしながら廻っているんだろうか。
この道沿いにはコーヒーの店が多い。喫茶店というより、珈琲屋って感じの店。
一軒家のコーヒーショップでやっていけるのかなんて、余計に事を考える私。今日は道路も広くてドライバーは楽なようだ。 |
窪川の道の駅で赤米を買う。前から興味があったので、買ってしまった。
お昼は須崎かわうその道の駅で鰹を食べることに決めていたが、土佐丼とたたき御膳。ニンニクが凄い。生ニンニクよ。
コーヒーを頼んだが、さすがに美味しい。道の駅のコーヒーなど期待していなかったのに、見事に期待を裏切られた。バカにしてごめんなさい。
|
食後もしばらく走って本日温泉へ。はるの湯という看板を見つけたので予定していたところは止めて、そこにする。出来たばかりのようで、地図やガイドブックにはには載っていなかった。
900円。風呂が7個もあり満喫。塩化物泉。
予定時間をオーバーしてしまったら、珍しく相棒の方が先に出ていた。
|
4時半に桂浜に着。ここが、坂本龍馬か。京都のお墓に行ったなぁ。と展望台から海を見ながら思っていた。
西の国の日暮れは遅い。高知市内を少し走りながら6時にホテル着。高知の一方通行にはやられた。迷ってしまった。
ホテルはなんと、路面電車に面したところにあり、部屋に入ったらまたまた、眼下には路面電車。またまた、我が相棒の目はキラキラ。窓にへばりついている。 |
このホテルもJALカードの恩恵。調度品も落ち着いていていい雰囲気。窓からは高知城も見える。
荷物を置いてから、夕ご飯を食べに路面電車に乗ってはりまや橋まで行く。平日のせいかこの商店街も寂しい。貸店舗も目立つ。事前に調べて置いた店を探しながら歩く。昼にも鰹を食べたが、やっぱり土佐に来たら鰹。ということで、鰹のたたき定食と飯イカの唐揚げとビール。
本当は、この店を事前に選んでいたのは皿鉢料理が食べたかったのに、4千円と言う値段に、我が相棒はビビッタた。私はいくら二人前でも小食の二人では食べ切れまいとあきらめた。もっと大勢ならばいいのに。と思いながら周りを見るとほとんどの人が二人であの大皿をつまんでいる。みんなよく食べる。でも、観光客ばかりなのか。
|