福井石川の旅
|
福井県 永平寺へ
|
1日目 NO3 |
土産物屋のかけ声を振り切りながら、駅の方に歩いて行く。代行運転なので、バスの切符は駅で売っているという。その駅がなんとも寂れている。営業時間も9時から17時。そして、中に入ると真っ暗で、切符売り場だけに明かりがついている。節電なんだろうか。雨も降っているので、より一層暗く見えるのだろう。 | ||
おそろおそろと中に入っていき、売場で時間を確認。おじさんにわかっていても、「東尋坊への直通は無いんですよね。」と質問をし、いろいろ聞くと、東尋坊へ行くには芦原温泉駅で乗換で接続しているという。 |
||
まだ、時間が有るので腹ごしらえ。と周りの店何店かに入ってみるが、どこも団体客相手のドライブインもどき。下が土産物屋、二階が食堂。入口には黒看板に歓迎どこだか様と沢山書かれている。団体客の接客だけで手一杯という感じ。私が1人で上がっていっても、誰も気づきもしなければ、声も掛けない。相手にしてくれないならば仕方ない。と店を後にする。平日なのに結構来るもんだなぁ。 | ||
永平寺の前には小さいお店も有ったけど、雨、坂、距離を考えると、やっぱり引き返したくない。何度か、周辺を行き来して、永平寺そば手打の店に入るが、中は喫茶店。一番安いそばが900円のとろろそば。なんか高いなぁ。でも、入っちゃたしと、暖かいそばを頼む。値段を考えても福井の駅そばの方が私の口には合った。 | ||
バス停に行くとバスは止まっていて席は2人掛けに1人で座ってほぼ埋まっている。来たときと同じように東市駅では福井行きと待ち合わせ。ここで、ほとんどの人が降りてしまい、乗客は2人になる。あの人達はどこへ行くのだろう。バスは発車。越前人形館前でその1人も降りてしまったので、貸し切りになった。でも、丹後半島のようにバスガイドさんがいて、説明をするわけではないので、拍手も、クイズに答えることもしなくていいので、寝ている間に芦原温泉駅に着いたのでした。 | ||
バス停には東尋坊行きのバスがいた。確かにあと5分ほどでバスが発車するようだ。しかし、時間は14時40分。天気も良くないし、風も出てきて寒い。駅に上がって電車の時間を見ると、15時丁度に快速が有る。駅員さんに聞くと、特急のサンバードでも、快速とそんなに変わらない。と言う。少し考えて、この天気では東尋坊へ行っても寒いだけだろうと判断して、快速で金沢に入ることとする。 |
||
快速電車は学生が多いが、すかすかの乗客。クロスシートに陣取って、今日一日の旅日記を旅ノートに書き込む。1時間ほどの乗車はアッというま。 金沢の駅に着いて、駅ビルになっている、金沢百番街を見て回る。金沢のお菓子や産物が沢山ある。会社の同僚に頼まれていた、浦田の最中もここにあった。一つだけ買って味見をしてみる。さすが金沢のお菓子、美味い。餡が美味しい。 食べてみたかった、「かぶらずし」は一つ600円する。あちらこちらの店の試食をしているうちに、なんか満足してしまった。 しかし、そこかしこに「利家とまつ」のポスター。ドラマのオールキャストのポスターも有る。そして、「加賀百万石博」知らなかったけど、23日から始まるらしい。 |
||
駅の東口からバスに乗って片町のホテルに向かう。金沢の駅は改修工事中。新幹線のホームを作っているらしい。バス停も臨時の場所のよう。 バスに乗っているとに、ホテルの看板を見つけたので、降りてからいってみると、なんと私が泊まるホテルではなかった。同じ系列だったので、親切に地図までくれて案内してくれた。それだけ間違って来る人がいるのでしょう。 確かに看板をよく見ると名前に余計な物が入っていた。 |
||
大きな交差点を渡るとホテルが見えたが、チェックインしてから夕飯の買い出しと思ったけど、雨も降ってきそうなので、そのまま行くことにする。そのまま来た道を大通りまで戻り右に曲がれば香林坊。そのつもりで戻ったものの、途中ショートカット出来る道が有るのではと途中で右に曲がってみる。これがこんなにも自分が方向音痴だったのかと思い知らされるのである。 どこかの商店街に入る。香林坊ではない。ここはどこと思っていると、新竪商店街。それを縦に抜けると、またまた、ここはどこ。ここは金沢市役所。丁度観光地図が有ったので、見ると、なんと方向が違う。軌道修正して、香林坊へと進んだつもりが、またまた新竪商店街。どうしてよ。と自分ながら腹が立つ。そのまま商店街をなんとか157号線へ出る。そしてやっと香林坊。それでもなんとか夕食の買い出しは終わった。大和の地下の食品売場は充実している。このお弁当を売っていたところは、おかずがすべて違うのです。すごーく、悩んで買い求めた物です。 これは、夕飯と朝食です。 |
1日目
永平寺NO3 |
|||