平成14年10月12日−16日
    目的  厚岸の牡蠣とニセコのとほ宿
    宿泊地 厚岸、釧路
ニセコ

牡 蠣 祭 り 
10月13日
NO6 2日目

 クリックすると大きくなる風景写真も有ります。

 霧多布には共同浴場があるので行ってみる。出来てまだ日が浅いようで立派できれい。でも、なぜかどうも足が進まない。たぶん理由は二つ。入っていると牡蠣祭りが終わってしまう。二つ目、こんなに新しい温泉施設はきっと塩素臭で一杯だろう。

蟹の箱山積み と言うことで、なかには入らずに厚岸に向けて進む。昨日は旅館で厚岸の牡蠣は食べたけど、牡蠣祭りに行かなければ、意味がない。
 15時半に厚岸の牡蠣まつり会場。その地でその地の物をと、焼き牡蠣を食べようと思って来たが帰る人が多い。会場の前は帰り車で大渋滞。おかげですんなり駐車場にも入れた。
 そりゃ、昼前から飲めや食えやしていればいい時間だ。生牡蠣を買っておもいおもいに場所を陣取りバーベキューで食べるようだ。牡蠣が入っていた青い箱がうずたかく積まれていた。

蟹祭り会場 露店は最後の踏ん張りのようで、呼び込みがすごい。店の前で牡蠣をバーナーで焼いている。いや、下には炭火が有るのだろう。ても、どう見てもバーナーで焼いているように見える。
 一通り見てから一軒の店に入る。焼き牡蠣5個600円と味噌おでん一本150円を注文。牡蠣は宿で食べたのより柔らかいか。
 やっぱり、バーナーだけで焼いているのか、焼き方が均一でないのが玉に瑕。
  急いで、岸壁のカキDEござーるに向かうが、場所が定かではない。時間も夕方近いので焦っていたが、立て看板が何カ所か有ったので、それにしたがって行ったら着いた。しかし、ここは完全撤退中。
 ここでも生牡蠣を買ってその場で自分で焼いて食べる事も出来るようになっている。牡蠣祭り会場と違うのは、ずらりとバーベキューの台が並んでいる。牡蠣を買い気軽に焼いて食べられそうだ。確かに牡蠣祭り会場より牡蠣の値段は安いようだ。こっちで食べたかったなぁ。バーナーで焼いた牡蠣よりこっちの方がよかったなぁ。と思うけど、これこそあとの祭り。ここでは春にもこの催し物は開催されるらしい。
 レンタカーを返すまでにはまだ時間が有る。やっぱり温泉に入りたいねぇ。今日の宿もホテルだしね。と温泉を探し始める。友達にまで携帯で訪ねるが時間、距離が中途半端でいい所が見つからない。釧路湿原まで行くには時間がないし、温泉王国北海道でもこのあたりには温泉はないようだ。あきらめて釧路へ向かう。
 一旦、今日の宿のプリンスにチェックインして、荷物を下ろしてくる。14階だが海に面した部屋。明るければ景色は良さそうだ。
 17時過ぎにレンタカーを返して、街に夕食を食べに行く。途中で和商市場に寄るが、ここも店じまい。丼物や鮨屋はまだやっているようだが、閉店の準備には入っているようで、小心者の二人には入りづらい。、朝も早いので、終わるのも早いのだろう。

 それではと、夫が案内してくれた、町の中の店も閉まっていた。このあたりは閉まる時間も早いのか。
 どこが繁華街なのだろうか。そんなに歩きたくないのに、またいつものようになかなか決まらない。居酒屋が嫌いなので、なかなか入るところが無いのですね。
 ふと、私の前方に親子連れが歩いている。私はあの家族はこれから夕食を食べに行くんだわ。着いていけばどこかに行ける。と判断。しかし、夫はもう食べてきたんだ。と言うので、いや、絶対にこれからだ。とあとをつけていく。案の定飲食店が並んだ路地に入っていた。シメシメ。しかし、意に反して居酒屋に入ってしまった。

 つぶ焼きの看板が目にはいる。そして名代ラーメンとある。ながめていると入る人がいたので連れられて入ってしまった。湯気がすごい。なかなか年季が入った店。オヤジさんもぶっきらぼうで怖そうだ。なんかだか気軽に注文が出来ない感じ。でも、地元の店って感じでおもしろい。来ているお客さんも常連さんって感じのアベックや、老夫婦に、タクシーの運転手と思われる人。

ラーメン つぶ焼き、つぶざんぎとビールを頼む。つぶ焼きが乗っている板にはつぶ貝がきちんと座るように穴が掘られていた。この板にも年季を感じる。
 ビールはここでもサッポロビール。さすがに北海道はサッポロビールか。様子を見てからラーメンを頼む事とする。ラーメンのつゆは真っ黒。魚系で出汁を取っているようだ。見た目より味は濃くない。でも、私好みの味ではない。がまずくはない。
 店内は妙に暗くてデジカメでも写真が撮れない。なんど撮ってもボケる。だからといって、フラッシュをたく勇気はなし。

 ビールを買ってブラブラ歩きながらホテルに帰る。昨日と違って寛げる。さすがのプリンス部屋が広い。今回も格安シリーズでこのホテルを予約したらしい。
 やっぱりこざっぱりした部屋は気持ちいい。ここの部屋には湯沸かしポットが無い。製氷器と同じように廊下に給茶機が有って、お湯とお茶はそこまで部屋にある急須を持って行くのである。私たちの部屋は奥の方で、長い廊下の先にその給茶機が有るのだ。便利なようでちょっと不便。利家とまつをみて、お風呂に入って、ビールを飲んで寝ました。

ここ