平成14年10月12日−16日
    目的  厚岸の牡蠣とニセコのとほ宿
    宿泊地 厚岸、釧路
ニセ
釧 路 湿 原 へ 
10月12日
NO2 1日目

 クリックすると大きくなる風景写真も有ります。

細岡展望台 満腹後、12時半釧路湿原へ出発。細岡展望台の手前で小型の観光バスが路肩に片側を落している。よく横転しなかったなぁ。の状態。さっきの細岡駅前で疲れはてて座り込んでいた人達はこのバスのお客だったのかなぁ。大型トラックで引き上げる準備をしていたが、道幅が狭いのでうまく進まないようだ。路肩走行注意の立て看板はこういうことか。確かに左右は湿原。道の端は湿原なのね。よくこんな所に道が出来たものだと感心してしまう。
 1時25分細岡展望台着。展望台からは、晩秋の湿原が一望できる。しかし、ガスっていているのと、逆光気味なので、阿寒岳は見えない。

展望台への階段 2時45分コッタロ湿原に。ガイドブックによると展望台は3箇所ある。いちばん奥から攻めてみる。さっきの細岡より湿原が近い。よく見える。
 第一展望台は階段を登る登る。ゼイゼイ、ハァハァしながら登ったら凄い景色だった。ここぞ湿原。一面の湿原。他には何もないのだ。こんな広い場所に何もないのだ。見とれてしまう。

コッタロ湿原 見とれていると、後から昇ってきた来た男子中学生が思わず「すごい。すごい景色だ」と言っている。だれに言っているのかと思ったら、私にだった。だれにでもいいこの感動を分かち合いたい。って気持ちが若者にも自然とでてくるような壮大な自然の姿なのであろう。「そうだよね、すごいよね。登って来た甲斐が有るよね。」「アフリカの草原のようだね、見たこと無いけど。」いつまで見ていても飽きないのだが、風が吹いて来て寒くなってきた。

 悲しい事にこの駐車場に止めて有ったベンツのリアウィンドウが破られて盗難に有ったらしい。二台のパトカーが来ていた。盗難に注意。車のキーロックは必ずしましょう。の立て看板が虚しい。しかし、こんなところで車上狙いされたら、せっかくの気分爽快がいっぺんに地獄の気分だろう。

 釧路湿原を満喫して4時50分には厚岸駅着。売店では「本日のかき飯終了しました。」の札が出ていた。 かき飯は駅の向かい側の店が作っている。本当は、このかき飯弁当が食べたかったのだが仕方ない。
 北の夜は早い。もう暗くなってきた。5時過ぎには宿着。車を置く場所を訪ねたいのだが、玄関に誰もいない。その奥の帳場では忙しそうな音がする。
 しばらくして、髪振り乱したような女性がでてきて、部屋に案内してくれる。
どう考えても釣り宿か民宿。今日は混んでいて、夕食は7時からしか出来ないと言う。こっちもそんなにお腹が減っているわけではないので、先に風呂に行くこととする。
 やっぱり、牡蠣祭りだから、混んでいるんだなぁ。

 ここのお風呂は牡蠣の殻に地下水を通しているので、肌がつるつるになるらしい。牡蠣の殻には肌をきれいにするエキスが有るらしい。
 脱衣所に入ると、裸の女性がシャンプーの缶からボトルに入れ替えようとしているが、その缶にも入っていないようで、出てこない。「人を呼んできましょうか」と言うと、「呼んでもだめよ。手が放せなくて来ないわよ。昨日から空らしいわよ。このシャンプー」と言って、どうにかこうにか少しだけ入れたようだった。

 脱衣所のかごは一つしか空いていなかった。混んでいるのだろう。少し考えたけど、脱いでしまった。
 4人も入れば、一杯の所に子供も含めて6人。お湯は気持ちがいいのだが、熱い。熱湯好きの私でも熱いと感じる。私の前から入っている女性は身体が真っ赤になっていた。

ここ