平成14年10月12日−16日
    目的  厚岸の牡蠣とニセコのとほ宿
    宿泊地 厚岸、釧路
ニセコ

電車でニセコへ 
10月14日
NO7 3日目

 クリックすると大きくなる風景写真も有ります。

釧路の霧 7時に目を覚ますと外は真っ白。これが釧路名物の霧なんだ。見ているうちに消えていく。そして、町や海が顔を出してくる。8時には消えていい天気になる。
 ここから旅は別行動。私は1人で釧路からニセコまでの、電車の旅。乗り換え待ち時間を含めて約8時間。考えるとうんざりするし、飽きたり、腰痛になったらどうしよう。と不安もある。飛行機で移動しても乗り継ぎや搭乗手続きの時間で、トータルの時間はそんなに変わらないのでたまには電車の旅だ。と選んだのですが、どうなることやら。

 駅に行く手前に朝市があり、その次に和商市場。今日は商品も出そろっているのに、こっちの時間がない。少しだけ見て駅に向かう。車内での退屈、空腹、対策としてお茶とチョコポッキーをキヨスクで買う。
 何の疑いも持たずに改札口の前で切符を見せると、駅員さんは切符をちらりと見てから、乗車券と特急券をそろえて自動改札を通してくださいと言われた。アチャー釧路は自動改札であった。失礼しました。
 特急おおぞら4 号。暖房がきいているのか暑い。進行方向右側の方が山が見えると言うので右側に座る。ひとり客が多いいので各席に人がいる状態でほぼ満席。窓が大きいのか車内が明るい。
 釧路を出発としてしばらくすると左側に映画のスクリーンの様に海が見えて来た。遠くの台風の影響か白波が光って見える。迫力の有る景色だ。自然の風景は見ていて飽きない。

かきべん  厚内、浦幌、夕張と紅葉と青空がきれい。北海道でまだ紅葉が見られるとは思っていなかった。
 海あり、山あり、牧場にと流れ行く広大な風景をみてると都会の電車とは違い、飽きる事無く時間が過ぎていく。
 放送で車内販売のお知らせ。品目までの案内があるのがすごい。その中で厚岸のカキで作った「かきべん」なるものが有ると言う。牡蠣めしとは違うのだろうが、厚岸の牡蠣には引かれる。今回はかきめしを食べられなかったので、昼はこれにしようと昼には早いが買っておくことにする。
  車窓は牧場や山を映し出す。夕張あたりの紅葉が一番きれいだったか。

 かきべんは次の車内放送でには出てこなっかた。売り切れたのか、買って置いてよかった。味は牡蠣が煮込んで有って、なかなかの味。欲を言えば、もう少しおかずが欲しいかな。
 南千歳を過ぎると風景は都会に変わって来た。

 飽きるまもなく札幌駅到着。振り返ってみれば1時間だったら物足りなかった。これで4時間が過ぎたことになる。まだ飽きてはいない。
  初めの予定ではここで途中下車をして、ラーメンでお昼の予定だったが、駅弁を食べたので12時23分の区間快速長万部行きに乗り換えて、小樽で時間を取る事にする。ロングシートになったら、突然身体の疲れを感じる。身体が沈んでいくようだ。やっぱり、乗車4時間は4時間か。海の色がきれいだ。

小樽の町 小樽では1時間半の電車待ち。舟見坂に行こうと思うが、変な時間なので空きロッカーがない。さすがに三連休の最終日。坂は諦めるしかないか。と思っているとさっき空いていなかったロッカーが空いていた。ラッキー。
  天気がいいし、空も海もきれいだ。舟見坂は結構きつい。振り返りながら港を見ると、どこかで見た風景。テレビドラマだったか。
  坂の上は高級住宅地か、いい家が並んでいる。小樽の海が一望できるのはすごい。しかし、ほんとうに天気がいい。

 長万部行きは一両なので、長旅なので座れないと怖いと思い早めに駅に入ったが、あまりに早すぎた。
  鉄道懐古展を見たり、ギャラリーに行く。それにしてもホームに鉄ちゃんらしき 人が多いと思ったら、今日は鉄道の日だった。なにかイベントも有ったらしい。

 ホームにはぼちぼち人が並び始めた。一両は短い。学生たちが沢山乗ってくる。これに乗り遅れたら大変なんだろう。5分間隔で電車が来る環境とは大違い。こっちは旅人だから1時間でも電車は待つが、電車の時間に合わせての帰宅や外出の行動を余儀なくされる生活はどんな物なんだろう

ここ